「カナリヤの会」について

は じ め に . . . .

 1995年6月、オウム真理教を脱会していた元出家者が集まり同窓会のよう なものを始め、「カナリヤの会」という名をつけ、作り始めたのが 『カナリヤの詩』です。
 作り始めた時は内容から発想まで、今から考えると実に安易に考えていたと 思います。
 また現役の信徒達に自分達の思いを伝えたい一心で、大分、説教じみたこと も書いていました。記事の内容も少なく、物足りないものでした。
 それも少しずつ、確実に変わっていきました。何が真実なのか、どうしてこんなことになってしまったのか、これからどうすれば良いのか。そんなことを 考えながら、話し合ったり、ニュースを作ってきました。 「元出家者の手記」や「体験談」。「カナリヤ・コミック」、購読者からの意見。「裁判傍聴」や最近では近況報告まで、掲載されるようになってきました。 皆、ゆっくりとですが、確実に自分の道を歩き始めています。少しずつ参加する脱会者も増えてきました。
 オウムから出てきたばかりの人は、人には言えない悩みや間題を抱え、ただ一人、不安に日々を過ごす人も多いのです。
 しかし、この「カナリヤの会」に来ると、知っている人が必ず一人はいるから 不思議です。知り合いがいると、心強いものです。心が傷付き、弱っている時、 この「カナリヤの会」と『カナリヤの詩』が、オウムに関って傷付いた人達の 安らぎになれたらと思います。

 発行部数は、現在480部程です。購読しているのは元出家者・元信徒、 現役信徒の家族そして関心をもって下さる一般の方ですが、弁護人を通じて被 告人に送り、「アジト」と言われるアパートにも勝手に送付しています。返事 が来ることもあります。現役信者と直接会う時、これを渡したこともありまし た。
 オウム真理教一部の者に手により亡くなられたのは内外で50人前後。その 一つ一つに人生がありました。そのご遺族、未だ寝たきりの数人の方々とご家 族、多くの被害者並びにご迷惑をおかけした周辺住民の方々に対し、ここに深 くお詫び申し上げます。私達のお布施が、奉仕活動が、教団の実態を知らなかったとは言え、教団を支えてきたことには間違いありません。 私達にも「組織の一員としての責任」があるのです。
 中には、「関係ない人間に謝られても困る。」と、おっしゃられる方もいる と思いますが、「自己満足」以外の何物でもないことをおして言わせて下さい。

 申し訳ございませんでした。心よりここに深くお詫び申し上げます。

  BE(仏暦)2540年(西暦)1997年1月 カ ナ リ ヤ の 会


  1995年3月22日、ようやくオウム真理教に強制捜査が入り、 さまざまな事件とおぞましく悲しい実態が明 らかになってきました。そんな中、 オウムに見切りをつけ脱会していく人たちが大勢いました。彼ら元信者たちは 様々な問題を抱えながら、社会復帰に励んでいます。そんな中、事件の真相を 知るために、あるいは心の整理をつけるために何人かの元出家者たちが集まり、 オウム真理教脱会者の集い「カナリヤの会」ができました。 この様々な情報伝達の場は何人もの元信者の心を癒し社会復帰にむけての橋渡しにもなり有益な成果を現在でも上げています。
 「カナリヤの会」も早いもので今、2年経ちました。 オウムの現役信徒は、専従者が数十名、その他が数百人にまで減りましたが まだまだ心に壁をつくり、教祖に深いお考えがあると期待し、教団にすがりついている状態です。  悲惨なサリン被害もなんら回復されていません。刑事裁判もまだまだ続きます。
  脱会者、あるいは現役信者の人たちでオウムに対して本当の事が知りたいと思う人は多いはずです。会の発行する元信者の声をとりあげた刊行誌
『カナリヤの詩(うた)』は23号を数え、色々な立場の言葉が聞けます。またそれはオウム問題に対する鋭いアプローチのみならず、カ ルト問題に対する貴重な資料にもなっています。ここにホームページを開きました。興味のある方はぜひ一度覗いてみて下さい

1997年7月 窓口の滝本太郎


脱 会 通 知 の 書 き 方

オウム真理教から脱会したと証明するには、通知するのが適当です。

しかし、問題は、本心ですから、未だ「麻原彰晃」氏を観想したりして帰依している方は、組織から辞めても、どうぞ脱会通知など出さないようにしてください。本当の脱会者に対し迷惑であるばかりでなく、自分に嘘をつくとういう悪業を積むことになろうと思います。

通知は、近頃は2個所に送っています。したがって、

1 大きな文房具店で「内容証明郵便」のセットを買って、
2 セットの説明どおり、1行20字、1ページ13行以内で、しかし4枚同じものを書き
3 各市町村の中央郵便局に宛名2つと、差出人を住所も裏にそれぞれ書いた封筒を
持っていって、内容証明郵便で
4 配達証明もつけて、出してください。
5 自分で出すときは、名前、誕生日(できれば信者番号、会員番号、サマナ番号、入信日、出家日)などのほか、自分の住所を書かねばならないことになります。

−それが嫌なときは、5000円から3万円くらいかと思いますが、弁護士に依頼して出してもらうべく、住所は弁護士への委任状に書くだけ、として置くのがいいでしょう。

宛て名は、現在、下記の通りとしています。

@ 〒157−0062
 東京都世田谷区南烏山6−30−19
宗教団体・アレフ こと オウム真理教 御中

A 〒105−0003
港区西新橋1−21−8 弁護士ビル501 破産者オウム真理教破産管財人
弁護士 阿部三郎 先生 御中

内容は、下記のようにしています。勿論、それ以外に自分のお気持などを書くのは自由です。刺激的な表現は、望ましくないと思いますが。

1 今回脱会するとき、
「通知書 私○○○○(昭和○○年○○月○○日生、出家者番号○○○○)は、……出家し、その後在家信者だった者であるが、ここに出家・在家のいかんを問わず、貴団体を脱会したので通知する。
今後、一切の連絡のなきように通知する。」

2 既に脱会していたのを確認のために通知するとき
「通知書 私○○○○(昭和○○年○○月○○日生)は、……出家し、その後在家信者でいたが、すでに一九○○年○月には、道場に通わず麻原彰晃こと松本智津夫氏らへの信を失い、実質上脱会していた者であるが、ここに出家・在家のいかんを問わず貴団体を脱会していることを改めて通知する。
今後、一切の連絡のなきように通知する。」

3 入信もしていないのに、過去のヨガ講座とか、他の方が名前を使ったとかで名簿が
あるらしいとき。
「通知書 私○○○○(昭和○○年○○月○○日生)は、……、ヨガ講座を申し込んだものの、貴団体に一切入信などしていないものであるところ、未だ何らかの名簿に残存している模様であるので、ここに入信もしていないことを改めて通知する。
今後、一切の連絡のなきように通知する。」

その上で、うるさく来たかもしれない地元の公安警察や、法務省といってくる公安調査庁の人に、内容証明郵便及び配達証明の写しを渡すのがいいと思います。-----以上


以下、冊子カナリヤの詩T、Uのご紹介をします。会報は、その後も続続と出ています。宜しければ、冊子そして会報をお申し込みください。 冊子T、Uを含め100号までのバックナンバーで、10000円です。

 

冊 子 「 カ ナ リ ヤ の 詩 」 T-目 次

はじめに                          1p
       仏暦    西暦        ページ

第 1 号 2538年(1995年) 6月27日  冊子T− 4p
・ 歌を忘れたカナリヤ、発行にあたって
・ 一言メッセージ

第 2 号 2538年(1995年) 7月19日  冊子T−   7p
・「カナリヤの会」上九に行く。サマナとの対話
・ ヤソーダラー正大師の告白
・ 元信者手記−コンテナでのこと
 ・ 新聞報道から−小銃密造

第 3 号 2538年(1995年) 8月28日  冊子T− 15p
・ パンチェンラマの生まれ変わり
・ 永岡さんは胃を切り落していなかった
・ 新聞報道より−バズーカ砲にミサイルか
 ・元信者手記−「心のあらわれ」のオウム真理教
 ・元信者手記−自宅に戻ったのは今年の5月でした
 ・元信者手記−ここについたのも、人生の流れにおける−−
 ・カナリヤコミック1−これはフリーメーソンの罠だ
 ・ 元信者ひとこと

第 4 号 2538年(1995年) 9月29日  冊子T− 27p
・ 坂本事件をめぐって−新聞報道より
・元信者手記−シヴァ神の罰が下ったと思っていた
・元信者手記−おそらく報道で知っていたと思うが、入信してしまう
 ・ 元信者手記−「救済って何?」
 ・法廷での心境告白−マハーカッサバさん外、被告3人
 ・ カナリヤコミック2−初の大幹部の公判
 ・ 窓口コメント−ポマード、破防法

第 5 号 2538年(1995年)10月23日  冊子T−43p
・上祐氏逮捕。印象にあるのは逃亡劇、整形手術
・ マハーカッサバ公判を見て
・ 新聞報道より−バズーカ砲にミサイルか
 ・読者の質問「教団内より外の方がつらいのはなぜ」に回答5つ
 ・ 窓口コメント−被害見舞基金について

第 6 号 2538年(1995年)11月28日  冊子T− 55p
・ サリン公判始まる
・元信者手記−「修行者はグル探しに一生をかける」
・ アエラ記事-中沢新一氏発言
 ・元信者手記−未成年ということで自宅に戻ってからもう半年
 ・ カナリヤコミック4−俺は俺のものだ
 ・ アパーヤージャハ正悟師の謝罪
 ・ 窓口コメント−被害見舞基金について

第 7 号 2538年(1995年)12月15日  冊子T− 67p
・ 元信者ら座談会
・ サリン公判−実行犯豊田亨被告の意見陳述
 ・ カナリヤコミック5−危険な予感
 ・ 窓口コメント−破壊活動防止法について

第 8 号 2539年(1996年) 1月22日  冊子T− 79p
・ 井上嘉浩被告−脱会オウム真理教のサマナや信徒へ
・ 破防法適用−オウム真理教の弁明
 ・ カナリヤコミック6−汚れの中の修行者
 ・ 窓口コメント−神秘体験について

第 9 号 2539年(1996年) 3月7日  冊子T− 91p
・裁判を傍聴して1−豊田亨、廣瀬健一被告公判
・ 私の学んだ密教−オウム語の解釈 永岡辰哉
・元信者手記−往々にして飛ぶことはためらうことより容易だから
 ・ カナリヤコミック7−透明の恐怖
 ・窓口コメント−私への殺人未遂事件について

第10号 2539年(1996年) 4月20日  冊子T−107p
・ 裁判を傍聴して2−自動小銃密造
・ 私の学んだ密教−修行、ポワ 永岡辰哉
・元信者手記−私と亡き人の間−チャペルの追悼式
 ・元信者手記−社会のためと思いながら活動をしてきましたが
・ 被告人の陳述−井上嘉浩被告
・元信者、読者らの購読にあたってのメッセージ
 ・ 窓口コメント−この頃のこと

第11号 2539年(1996年) 4月29日  冊子T−127p
・ 「麻原彰晃」こと松本智津夫被告の意見陳述
・ 各人のその感想
 ・窓口コメント−あなたは「松本智津夫」です

第12号 2539年(1996年) 6月22日  冊子T−131p
・ 裁判を傍聴して3−井上嘉浩被告
・ 元信者、読者からのメッセージより
・ 私の学んだ密教−「エネルギー交換」永岡辰哉
・ 元信者手記−経緯、経験
 ・ 窓口コメント−現実感というもの

第13号 2539年(1996年) 6月22日  冊子T−143p
・ 被告人の陳述−林郁夫被告
・元信者手記2つ、似顔絵「松本智津夫41さい」
 ・ 破防法についての懇談
・ 破防法の麻原さん弁明と、弁明を聞いて
・ 元信者、サマナの親からのメッセージ
 ・ 近頃読んだ本

第14号 2539年(1996年) 8月6日  冊子T−151p
・ 裁判を傍聴して4−杉本繁郎被告外
・ 私の学んだ密教−「五仏の法則」について永岡辰哉
・ 元信者手記−5つの段階
 ・窓口コメント−地下鉄サリン被害者の会に参加して

第15号 2539年(1996年) 8月6日  冊子T−163p
・ 元信者手記−「気づいてほしい」
・ 被告人の陳述−元キサーゴータミー正悟師 1
・ 私の学んだ密教−「功徳」 永岡辰哉
・元信者手記−4度目の手記−脱会して1年7ヵ月
 ・ いろんな人からの言葉 9つ
 ・ 窓口コメント−再び破防法について

第16号 2539年(1996年) 9月2日  冊子T−175p
・ 被告人の陳述−元キサーゴータミー正悟師 2
・ 私の学んだ密教−「功徳−2」 永岡辰哉
・ 読者からのメッセージ他者感覚のなさという指摘から
 ・ 久しぶりの訪問の記 窓口
 ・ 窓口コメント−心は操作されるもの

第17号 2539年(1996年)10月11日  冊子T−183p
・裁判を傍聴して5−掴んでいた教団のイメージと現実
・ 元アーナンダ正悟師の尋問、彼の写真
・ 被告人の陳述−廣瀬健一被告
・ 私の学んだ密教−「ヴァジラベル」 永岡辰哉
・いま何してる?−僕の周りにはいつも愛があふれている
 ・ 帰ってきたぞ! カナリヤコミック
 ・元信者手記−呼びかけられていたサマナ2人
 ・窓口コメント−オウム真理教の今後について

第18号 2539年(1996年)12月9日  冊子T−195p
・松本法廷での変化−落ち着きのない言動、その感想
・ 元信者手記−カミングアウト
・ 私の学んだ密教−法具 永岡辰哉
・元信者手記−高橋さんから本「特別に選ばれた天使たちに」をもらって
 ・元信者手記−多くの人の心を引き裂いたオウム真理教
 ・ 窓口コメント−「わたしはだれ?」

あとがき                    冊子T−207p


冊 子 「 カ ナ リ ヤ の 詩 」 U-目 次

はじめに                          

       仏暦   西暦            ページ

第19号 2540年(1997年) 2月4日  冊子U− 11p
・記事−オウム 破防法適用せず
・元信者の手記−教団に与える影響、社会復帰について外
・とある方の傍聴記1−井上嘉浩被告法廷での平田悟証言
・本の紹介、申込書
・私の学んだ密教−オウム語の解釈
・写真−上九訪問記
・元信者の手記−私の真理放浪記
・今、何してる?−優しい人になるには何度もの哀しさが必要です
・窓口コメント−今年の予言

第20号 2540年(1997年) 2月4日  冊子U− 23p
・写真−オウム真理教富士山総本部道場跡地
・写真−尊師のご自宅の一室 プレハブ内
・とある方の傍聴記2−石井久子被告法廷の廣瀬健一証言
・元信者の手記−ニューナルコ、極限の布施
・窓口コメント−脱会して始まるもの

第21号 2540年(1997年) 4月12日  冊子U− 31p
・読者からの手紙−地下鉄サリン手記集を読んで
・一被告人からの手紙−サイコパス
・とある方の傍聴記−松本知子被告法廷の中川智正証言
・私の学んだ密教−被害者とお会いして
・読者からの葉書−にわかAUMウッチャーを自認する私
・窓口コメント−社会から

第22号 2540年(1997年) 4月12日  冊子U− 43p
・記事−元信者の証人たち
・記事−さまざまな法廷
・会員の対談−事件から2年、被害者の方とお会いして
・地下鉄路線図−実行者名と乗車時刻
・地下鉄サリン手記集から−読んだ気持
・オウム真理教被害見舞基金の報告
・窓口コメント−刑事裁判について

第23号 2540年(1997年) 4月12日  冊子U− 57p
・写真、記事、そして感じたこと−上九サティアン訪問記
・公判傍聴記−松本知子被告法廷の中川智正証言
・今、何してる?−時間が経つにつれまわりの話しも聞けるようになりました
・窓口コメント−カナリヤの会の活動について

第24号 2540年(1997年) 6月25日  冊子U− 65p
・記事−松本智津夫被告の様子、17件の公訴事実についての認否
・記事−松本智津夫被告の林郁夫法廷での言葉
・読者からの手紙−今思うこと
・元信者手記−2人の修行者
・元信者からの手紙−Rちゃん元気ですか。
・窓口コメント−仔山羊の歌

第25号 2540年(1997年) 6月25日  冊子U− 73p
・カナリヤの詩ホームページ開設のお知らせ
・マハー・ケイマ正大師の陳述
・元信者手記−沖縄の海
・三十の心からなる戒めより−ロンチェンパ
・窓口コメント−人間は人間

第26号 2540年(1997年) 8月23日  冊子U− 85p
・絵画、元信者手記−オウム真理教裏ワークの真相1−ビニールシェルター
−私を癒したあの歌、あの曲、こんな本−
・映画リトル・ブッダ漫画ブッダとシッタカブッダ1.2
・アダルト・チルドレン−自身はないけど生きていく
・WOW WOR TONIGHT
・ミャンマーの瞑想外
・チベットの生と死の書
・空と君のあいだに、ファイト
・私を癒したこのコラム
・元信者手記−まだオウムにいる人たちへ
・元信者手記−社会が寛容でなかったら今の自分は存在していない
・滝本陳述−中川智正被告の法廷にて
・窓口コメント−ハルマケドン

第27号 2540年(1997年) 9月22日  冊子U− 97p
・絵画、元信者手記−オウム真理教裏ワークの真相2−LSD
−私を癒したあの歌、あの曲、こんな本−
・いま、女として−金賢姫全告白−
・犀の角のようにただひとり歩め外
・ベートーベン交響曲 第九番
・I STAND HERE FOR YOU 外
・薬物製造・使用・隠匿の実態−冒頭陳述から
・窓口コメント−オウム真理教は薬物宗教だった

第28号 2540年(1997年) 9月22日  冊子U−105p
・絵画、元信者手記−オウム真理教裏ワークの真相3−噴霧車解体
・記事−ロシアでの活動再開
・最近のオウムの動向について思う−会員らの感想
・写真−1991年6月の第二上九
・元信者手記−オウムとニューエイジ
・元信者手記−オウム真理教訪問記
・元信者手記−早くうたかたの夢からさめますように
・窓口コメント−監禁部屋・コロニー・薬物

第29号 2540年(1997年)11月1日  冊子U−117p
・絵画、元信者手記−オウムを実証的洞察する1−クンダリニー
・元信者手記−オウム真理教コンピュータ事業部の真実
・元信者手記−教団に戻った友人について
・元信者手記−家族から逃れてオウムへ
・松本智津夫の悪人正機 林久義氏 論稿
・窓口コメント−家族のこと

第30号 2540年(1997年)11月1日  冊子U−129p
・絵画、元信者手記−オウム真理教裏ワークの真相4−噴霧車解体
・元信者手記−それぞれのワーク−法皇官房「儀式院」の日々
・元信者手記−家族のことありがとう、さようなら
・読者からの手紙−理想的家族を演じるのに疲れちゃったのかもしれない
・窓口コメント−法廷にて

第31号 2541年(1998年) 1月23日  冊子U−137p
・絵画、元信者手記−オウムを実証的洞察する2−選民思想
・元信者手記−家族のこと 親不孝者の娘より
・元信者手記−それぞれのワーク−底辺からの目、建設省電気班
・占い−教祖の『星』を読む
・元信者手記−私が最近、思うこと
・窓口コメント−謎のようなこと

第32号 2541年(1998年) 1月23日  冊子U−149p
・絵画、元信者手記−オウムを実証的洞察する3−トリップ体験
 ・元信者手記−中に残っている人たちへのメッセージとして
・裁判傍聴記−「理想社会」の悲劇、青山吉伸被告
・元信者手記−破滅の一因、ある仏教解釈
・読者からの手紙−自我
・読者からの手紙−手記「教団に戻った友人について−29号」を読んで
・滝本陳述−青山吉伸被告の法廷にて
・窓口コメント−ホームページ

第33号 2541年(1998年) 1月23日  冊子U−163p
・絵画、元信者手記−オウムを実証的洞察する4−引致
・獄中からの手紙−取調べ状況、裁判のこと
・窓口コメント−裁判というもの

第34号 2541年(1998年) 4月11日  冊子U−179p
・林郁夫被告に対する論告求刑
・地下鉄サリン被害者の会会員のコメント
・元アーナンダ正悟師、井上嘉浩被告の陳述
・元信者手記−悪魔の手先ぐらいにしか思うことができませんでした
・窓口コメント−観念

第35号 2541年(1998年) 4月11日  冊子U−191p
・絵画、元信者手記−オウムを実証的洞察する5−取り調べ
・元信者手記−「尊師」と「和尚」
・今なにしてる?−死にたいと思うことがまったくなくなりました。
・元信者手記−知識人真理教の蹉跌
・滝本原稿−洞察力がなかった「知識人」たち
・窓口コメント−無責任な人たち

第36号 2541年(1998年) 7月8日  冊子U−203p
・絵画、手記−殺人容疑〜手錠と腰縄
・林郁夫被告に対する判決の理由要旨
・元信者手記−林郁夫被告の手記を読んで
・元信者手記−繰り返し考えた日々
・元信者手記−かつての友とかつての自分へ
・窓口コメント−手記

第37号 2541年(1998年) 7月8日  冊子U−215p
・判決が次々と出る−岡崎被告の死刑求刑
・松本サリン事件判決要旨、富田隆被告懲役17年
・元信者手記−リアリティー〜思考プロセス 1
・カルト教団度チェック
・窓口コメント−死刑求刑の夜

第38号 2541年(1998年)10月2日  冊子U−227p
・身口意具足時輪曼荼羅−カーラチャクラ・マンダラ
・私のお勧め本−グルジェフ外
・元信者の書評−「チベット仏教の扉を開く−斎藤保高」
・元信者手記−マハームドラーとヴァシラヤーナ
・窓口コメント−麻原教

第39号 2541年(1998年)10月2日  冊子U−239p
・特集−ハルマゲドン
・懐かしき資料−戦いか破滅か
・元信者手記−私とオウムとハルマゲドン
・麻原がパクったオウムの教えの源流 U
・窓口コメント−1999年7月

第40号 2541年(1998年)10月2日  冊子U−247p
・写真−第二上九〜慰霊碑
・元信者手記−オウムにいた頃の日記
・インターネットから−元信者Tenmaさん外
・窓口コメント−インターネット

第41号 2541年(1998年)12月4日  冊子U−263p
・元プンナーマンターニプッタ正悟師の陳述
・窓口コメント−獄中読者の方々へ

第42号 2541年(1998年)12月4日  冊子U−279p
・元信者の書評−「予言がはずれるとき」
・元信者の書評−「オウムと私〜林郁夫」
・元信者の書評−「オウムはなぜ暴走したか〜早坂武禮」
・窓口コメント−現世というもの

第43号 2541年(1998年)12月4日  冊子U−287p
・元マハーケイマ正大師の陳述、写真
・受刑者からの手紙
・元信者手記−まだ甘えいているところが多く……
・元信者手記−2年がすぎて、現役信者の方に
・懐かしき資料−国民年金保険料免除申請書
・懐かしき資料−オウム・コミックス「滅亡の日」Tより
・元信者の書評−「洗脳〜彼が彼でなくなるということ〜米本和広著」
・窓口コメント−オウムの現況

第44号 2541年(1998年)12月4日  冊子U−303p
・新聞記事−岡崎被告に死刑判決
・懐かしき資料−写真−誰のための瞑想だったか
・元信者手記−リアリティー〜思考プロセス 2
・窓口コメント−畏れていたこと

第45号 2542年(1999年) 2月15日  冊子U−311p
・懐かしき資料−ヴァジラ・クマーラの会、治療省アンケート、決意V
・元信者手記−完全解脱LIVEレポート
・元信者手記−上祐史裕さんへの手紙 前編
・窓口コメント−司法の自殺

第46号 2542年(1999年) 2月15日  冊子U−323p
・ 懐かしき資料−オウム真理教陸上競技部
・笑い話特集−イニシエーション、カレー、羊肉、免許証、
毒をくらわば皿まで、盗聴器、塩酸騒動
・ 元信者手記−上祐史裕さんへの手紙 後編
・ 窓口コメント−中毒

第47号 2542年(1999年) 2月15日  冊子U−335p
・滝本宛陳述書一部−1994年11月20日作成
・元信者手記−「追憶〜君が消えた夏、1994〜」
・元信者手記−マイナー経典『サクルダーイ大経』の悲劇?
 ・ 窓口コメント−真の恐ろしさと今後

第48号 2542年(1998年) 5月26日  冊子U−347p
・ アクエリアスプロジェクト
・元信者手記−現役信者へ「嘘を言うな」−ハイパーシティー
・オウムと名乗らない関連会社「出版社−なあぷる」など
・ ダミーサークル「マイブーム研究会」など
・ 元信者手記−1冊のマンガ本から
・ 窓口コメント−ナサケナイ

あとがき