被告人の陳述(14)


アパーヤージャハ正悟師こと青山吉伸被告からの手紙


1999年6月22日に民事判決が出たところ、全額を支払ってきました。驚きました。   
出家者だったのに何でお金があるのだろう?民事上の上訴はしてきませんでした。   
受領した金銭は、費用などを控除後、オウム犯罪被害支援基金など各所寄付しました。
2002年1月31日、東京高裁で、懲役12年が確定しました。                

□ 前略、現在私は接見禁止中ですが、民事判決に基づく賠償金の支払について謝罪の意を表するため、裁判所に発信許可をお願い致しました。

□ 先生のお気持ちは癒されないかもしれませんが、私としては、心をこめて、賠償金の支払いをさせていただきたいと思います。

□ ここに改めて、謝罪いたします。申し訳ありませんでした。

□ 私は、できる限り、他の苦しみを自己の苦しみとし、さらに自己の心を静かに見つめて反省の毎日を送りたいと思います。

□ 先生の御清祥をお祈り申し上げます。

早 々

□□平成11年6月23日

青  山  吉  伸

□ 滝 本 太 郎 先 生


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