カナリヤの詩(特集)

ーZ オウム真理教被害見舞基金ー最終報告

1999年9月17日第51号から。10月4日更新

ーー見舞基金は、オウム真理教に家族が出家者となってしまった者らで構成する「オウムー真理教家族の会(旧被害者の会)」の呼びかけで、1995年10月13日に設立しました。ー少しでも償いしたかったからです。カナリヤの会員や、他の脱会者さんからも入金がありーました。今までの貯金のほとんどを入れられる方もいました。刑務所から戻った脱会者もー居て、刑務所にいたときの報奨金全額や、出所した後に少ない収入の中から継続していーれる方もいました。
−−ここに数値を報告します。

ー入金全額− −−−金1295万6107円
ー利息額 −−−−−金1万1394円
ー入金した人数 −− 137人(重複含まず)
ー受けとって頂けた家族数− 25人中22人
ーその金額 −−−−金1025万円
ーサリン共助基金(支援基金)に−−金271万7498円

−−25人の被害者、また遺族に、50万円づつの受領をお願いしました。@松本サリン、−A地下鉄サリン、Bそれ以外の信徒・元信徒以外の方が被害者となった各事件のうち、−亡くなった方と今も重態の方です。別に故人2人の遺族が判明せず、案内を出せませんでした。
−−ご案内は、郵送にて「これで許しを得られるとは思っていませんし、責任を果たしたとも−思っていません。ただただお詫びの気持を示したかったのです。」などとして、何とか受領−したて頂けるようお願いしました。様々な反響がありました。カナリヤの詩第22号(会報−の方)に紹介していますので、ご参照ください。
−−残金は、すべて阿部三郎弁護士が管理する「サリン事件等共助基金(被害者支援基−金)」の方に入金しました。今後の入金も同様に致しますので、ご留意ください。


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