資 料 38 から 46


 

資料46   オウム被害対策弁護団−2005年9月7日の、破産管財人とアーレフ代表上祐史浩との合意書について。

 

2005年9月7日の、破産管財人とアーレフ代表上祐史裕との合意書について、以下参考までに。

 

                   声   明

 本日、オウム真理教破産管財人とアーレフとの間で、 2000年7月6日付け合意書に基づくアーレフの債務の支払いが遅滞していることから、改めて約

4億円の残債務について、今後3年間の間にアーレフが支払う旨の合意を行うということである。

 

 しかしながら、このような措置は、オウム真理教の前代未聞の犯罪の被害者として、また、アーレフがオウム真理教をそのまま踏襲している団体としてそ

の影に脅威を感じ続けている被害者の立場からすると、納得できるものではない。

 

 アーレフは、何故、当初の約束であった金銭の支払いをしなかっただろうか。

 現に通常の収入の途を得ようとせずに、信徒達からのお布施で生活をしている多数の出家信者が教団の活動に専心している。まして、まして、アーレフは、

現在でも麻原彰晃こと松本智津夫をグルとしてその説法を使い、ダミーのホームページを使うなどして信者を勧誘しており、本年8月には最高幹部一人で

ある村岡達子が松本被告の作ったヴァジラヤーナ思想を示す『戦え真理の戦士たち』を歌ったり、7月には、命の無意味さを知らせるためと称して富士山と

温熱修行で死亡した信者の死体を撮影したDVD画像を放映したりして、オウム真理教時代と変わらない非常識な教団活動を続けている。また、アーレフは

収入を得るために、薬事法違反・詐欺罪を起こしたり、労働者派遣法違反などの違法行為を行っている。

 

 このような非常識な行為や違法行為を行って集められた金銭が被害者に支払われたとしても、被害者の意思に反するものとしか思えない。アーレフは、被

害救済のために活動していると盛んに宣伝しているが、このようなことは、被害者の感情を逆なでするものでしかない。アーレフの被害者の対する賠償責任

は、教団存続の理由になってはならないのである。

 

 アーレフは、当初の約束であった5年間に債務を履行できなかったのであるから、責任をとって現在の全財産を破産管財人に提供して解散すべきである。

教団としての活動を維持すべきではない。

 また、被害者に対する救済については、国が、立替払いする制度を立法化して行われるべきである。

 事前に被害者の意見を聞くことなく、アーレフとしての活動を更に3年間認め、支払いを猶予するような合意については、被害者としては、納得しがたい

ものである。

 上記のとおり声明する。 

 オウム真理教被害対策弁護団 事務局長弁護士小野毅

 

 

資料45   新春セミナー     2006.3.11-128号から

 

  −2006.1の とある情報より、確かに約20分の村岡説法と約8分の麻原メッセージテープが届きました。

A派の新年の儀は、1日0時から、歌をうたいウッタマー正悟師の説法で無事終わりました。司会ウッジャヤ師。PSIを装着したメッターダッシン師が12

 

大ニュースをスライドで説明。

 「♪オウム、オウム、オウム真理教〜」「戦え〜・・・」とかいう歌。

 

●村岡の説法

・大晦日と元旦について比較的普通の話、・一昨年の大晦日に、車の運転手が足を折ってしまい、村岡自ら走って救急車を呼びに行き、遅れたがセミナー会

 

場には電車に乗っていった。村岡は、『のんびりとはしていられない。私自ら走り回らなくてはならない』と思った。

12月にお亡くなりになったKさんは死後まだ49日たっていない。バルドにいるため、師による祈祷供養。大腸がんだったが、3回も手術をし3回目は患部

 

が手のつけようのない状態。自覚症状が出ててもなかなか病院に行かないし、ハードな修行をするから。

 

・グルがエネルギーをおろしてくださる。・みなさんは真の意味での果報者である。心から賞賛する。・カルマでないことは起こらない。

・死が身近にあった1年だった。・教団の悪業が落ちた予兆

・輪廻転生を超えた仲間とすごせる。縁のあるみなさん。光栄です。

・この空間は明るい、軽い。・肉体が朽ちても縁は続く

・修行者は今生のカルマが来世にあらわれる。

・普通の人は死は断絶である。来世はどのカルマが現れるか分らない。

・カルマ落としに耐えると果報がある。

 

●麻原メッセージビデオ

司会のウッジャヤが『続きまして新年の宝石の言葉です』と続けて、麻原の信者教化用のメッセージビデオ

 

キリスト第2楽章をBGMにして、『 』が麻原のメッセージ。

『集まれ、我が前生の弟子たちよ』『私が君たちの宗教上の師として君臨を約束したのは、前生である』『さあ、続きなさい』『私は今生、またあなたと一

 

緒に座り瞑想することができることを、大変喜んでいます』

 

村岡は新年の儀のしめくくりにこう言った。

「体がボロボロになるくらい修行しなさい。グルもお喜びになる」 以 上

 

 

資料44 新・五根五力セミナー開催!! レポート   2006.3.11-127号から

 

(1/4〜3月末) 

2006年初頭から新たな強化月間が始まることになりました。古くからの信徒さんにとって思い出深い「五根五力セミナー」を改訂して復活させました。

 

◆内容 以下の1〜4のサイクル(1サイクル3時間)

1.歌(26曲集) 30分

2.決意(「欲如意足」「喜・軽安覚支」を交互に) 30分

3.教学(or加行) 1時間45分4.四無量心の瞑想(ビデオ) 15分

◆参加費:300円

◆表彰と特典

(1)100時間を達成するごとの伝授物 甘露水200ml/プラーナパワー3個 のいずれか

(2)3ヶ月を通しての上位者に対しての特典

@20位以内:正悟師との面談(供物付き)

A50位以内:丹5枚 

B100位以内:進化に名前を掲載して表彰気軽に楽しくセミナーに参加し、帰依の土台を培っていきましょう。

 

 

資料43   松本鑑定の全容が明らかに−動揺→逃避願望→奇行  2006.3.11-127号から

 

松本鑑定の全容が明らかに                なお、その後、西村新人類さんが一部匿名にて下記にアップしました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――http://pht.so-net.ne.jp/photo/sinzinrui/albums/129680

 

 オウム真理教の松本智津夫被告(50)(1審・死刑)について実施された精神科医・西山詮医師の鑑定書の全容が21日、明らかになった。

 東京高裁に提出された鑑定書を同被告の弁護人が公開した。西山鑑定は、松本被告の言動から、精神状況を3期に分けて詳細に検討。幹部被告の「裏切り

」で激しく動揺した後、裁判からの逃避願望から空想話や奇行を繰り返し、最終的に沈黙に至ったとし、「訴訟能力はある」と結論づけている。

 

    動揺◆ 鑑定によると、松本被告に変化が生じたのは1996年10月の教団元幹部・井上嘉浩被告(36)(2審・死刑、上告中)の証人尋問。松本被

    告は、自分に不利な証言をする井上被告への尋問を中止させようとしたが失敗。この日、拘置所に戻った松本被告は、「おれの弟子は……」と泣き叫び、

「くそー」と叫びながらチーズを独房内の壁に投げつけ、朝まで弟子の名前を挙げる独り言が断続的に続いた。

 西山鑑定は、「裁判上の危機に直面して現れた興奮状態」と指摘。「精神病的要素はなく、強い幻滅や怒りによるもので、利害を熟慮している」と判断した。

 

◆空想と作話◆ 動揺期を経た松本被告は97年3月ごろから、空想話をしたり、独り言を繰り返したりするようになった。拘置所職員に「私の人生に幕を

閉じたい。青酸カリを下さい」「心臓が止まっています。止まっていても生きているんです」などと語り、手づかみで食事をしたり、尿を飲んだりする奇行

もあった。

 

西山鑑定は、「自分の公判では不規則発言を繰り返すが、元弟子の公判での証言は多弁。立場によって使い分けている」と指摘し、空想話や独り言は、精神

病の兆候である妄想ではないと判断した。

 

◆沈黙◆ 97年7月以降は、独房内での独り言以外には、ほとんど言葉を発しなくなり、01年3月からは失禁でオムツを常用するようになった。それで

も04年2月27日、東京地裁で死刑判決を言い渡された日には、拘置所に帰った後、「なぜなんだ、ちくしょう」と叫んだり、夜間に布団の中で「うん、

うん」とうなったり、笑い声を発したりした。また、04年10月の運動中には、野球の投球動作を3回行い、「甲子園の優勝投手だ」と話した。

 

西山鑑定は最近の松本被告について、会話などは自発的に行うことはないのに、食事などは介助をほとんど受けず自分でしていることに着目。「意思発動に

偏りがあるのは不自然で、沈黙は裁判からの逃避願望で説明できる。黙秘で戦うのが96年以降の被告の決心」と結論づけた。

(読売新聞2006.2.21より)

 

 

資料42 アレフ通達−2001.4.1

〓 〓 〓 〓 『宗教団体・アレフ』 〓 〓 〓 〓            

通  達            2001−008  2001/04/01

 

1) 不邪淫の戒律の重大な破戒をした者に対する律

 ヘーランニャカーニは、在家信徒と性欲の破戒をしたため、信徒に格下げとし、適地

での集中修行を課す。真剣な懺悔と、破戒のカルマの浄化ができたら、サマナに戻す

ことを検討する。

 

2) 師に関する降格

    万全な状態で修行・奉仕ができるようになるまで、ナンディヤ菩長を愛師、タントラデ

ュパ愛長補とヴァジラムシュティ菩長補をヒナヨーギー(小師)にそれぞれ降格する。

 

3) 今後のサンガの浄化

 今後、聖なるサンガの再生のために、出家修行者のための教学、集団修行、儀式

ヨーガ、サンガの戒律・生活形態・規範などに関して必要な改善を行なう。詳細は順

次発表されるので、十分に注意されたい。

 

―――宗教団体アレフ役員会、正悟師、元正大師―――

 

 

資料41 「死体ビデオ−本当だったんだね」 2005.9.3-119号から

 

本当だったんだね、7月1日の日記に書いた「ATB進化」での死体ビデオのこと、です。何人かから確認できたから間違いないと。今月のCD閲覧ですか。

なんともぉ、昨年夏には、竹刀で他の人を何千回も叩いて、死なせてしまうような異様な状態となってしまったケロヨンでさえ、それはしていなかった。

まあ、体は自動車で言えばボディーであり、大切なのは運転手にあたる魂である、というオウムの教えからすれば、全くおかしくないけれど。

だから、麻原がいた頃から、死体写真や、死後の変化をアニメにしたり、一部の人は他国から買ってきた模様の死体が腐っていく状態を録画したビデオ?を見させられたりした。

 

しかしなあ、友人であるはずの法友の遺体を撮影して、ナレーションをつけてCDにするかなぁ、海に骨を撒くところまで録画されていた、とのこと。驚き。一人は、富士山で亡くなり後に発見されたサマナ、一人は今年、温熱修行でなくなったサマナ。  ガックリです。

 

ちなみに、古代帝国富士皇朝=金環食=ザインは、パワーストーン販売などを資金源にして、長く続けてきた阿呆らしすぎる隊士ごっこ(あれ刀に刃が入っていないから犯罪とできなかったものです)から、女性器を崇拝(たしかにすべての人間が生まれたところだからその発想は各地の祭りなどにも残っている通りあり、観音様とも言うけれど)して、しょもない猥褻儀式をする集団に変化してきていた。彼女らの眼がさめた時、辛いだろうなぁ。

 

オウムーアーレフ本体も、今後、分派していけば、

・ 主な流れはストイックな修行をして死亡事件を時々起こす小集団がいくつも、

・ ミイラ死体を生きているとしていたライフスペースみたいなのとか、

・ 内部リンチを重ねる集団とか、

・ ハーレムカルトとか(ああ、すでに大阪でそんなカロカという分派が一時期できていたです、思い出した)

・ せいぜい十数人程度での集団自殺に至る集団とか、

・ 尊師奪回や、麻原の破壊願望のままに、テロを実行する少人数の集団とか

いろいろできていくのだろう、と。

 

どうしたものか。公安警察さん、どうぞ分派した先こそ、さらに監視を強めていってください、お願いします。

そして、取り調べ方法には、まさに工夫してください。

 

−−以下、2チャンネルの書き込みより−−−−−−−−−

521 :恐怖と救いのワンセットはまやかしだ!:2005/07/01(金) 14:56:24

ID:DcjlKicI

アーレフには『ATB進化』という信者教化用の教団内テレビ番組シリーズがあります。その最新号の第82回は『死−2人の師のバルドへの旅立ち』と題して、カッピナの死体ビデオに、マハーナーマの死体ビデオをカップリングするというナメた内容となってます。

私は教団をスパイするに当たり、滝本太郎氏や苫米地英人氏の著書を読み、カルトの手口や洗脳・脱洗脳のメカニズムを自分なりに勉強しました。

そしてオウム・アーレフの修行が精神にどういう作用をするのかを、常に分析するように努めました。今回のこのカップリングビデオは、無意識に作ったのかもしれませんが、カルト宗教の本質である『恐怖と救いのワンセット』の典型でした。

523 まずカッピナですが、映像の詳細については過去スレ34の145−154で既に述べましたので、ここでは省略します。今回のATB進化版は、BGMやナレーション、テロップを駆使し、まるで昔あったテレビ番組の『知ってるつもり?』のような構成でした。

まず最初に生前の写真とナレーションで、カッピナをあたかも何かを世に残した偉人のように持ち上げます。そして次に、いきなり死体のシーンに変わります。カッピナの死体映像の合間に、ヴィリヤの暗いインタヴューや、杉浦実が死体の状況を説明する場面が挿入されます。

最初に持ち上げた後に、見るのも無残な死体のアップが来るため、死は避けられないということが、否が応でも強調されます。

 

525 次にマハーナーマです。彼の場合も最初に生前の映像を用いて偉人のように紹介した後、死体映像を持ってくるという構成でした。マハーナーマの映像は火葬場でのデスマスクで、風呂の中で死後硬直したためか、口がぽかんと開いたままで、皮膚はまっ茶色でした。

アーレフよ、サマナが死んだ場合、死体を撮影する決まりでもあるのか? 

お前たちのことだ、本当は富樫の全身も撮ったんじゃねえのか。

大やけどで死んだときの『見本』としてな。

  他には死んだ風呂場の映像や、遺骨を海に散骨する場面がありました。(海に捨てるなよ)。そして最後は、お約束の『人は死ぬ、必ず死ぬ、絶対死ぬ』の麻原の説法で締めくくられました。10年前と全く何も変わっていません。

いや、むしろ仲間の死体を『教材』にするあたり、より悪質になってます。

 

 

資料40 「チベット政府ーペマ・ギャルポさん講演」−2005.6.18−116号より

 

メグミさんという方が下記サイトを、紹介してくれています。  ありがたい。http://www.relnet.co.jp/kokusyu/brief/kkouen6.htm

ペマさんは、チベット仏教研究所の人。日本にあるチベット政府と言うか仏教の大使館みたいなものなのだろうと。

1999年2月25日大阪国際宗教同志会の平成11度総会でのこと。オウムの関係では、要約して下記のように、述べている。その他のところも興味深いですね。

・ 私はもちろん加担-麻原彰晃さんがある程度、偉くなるのに

・ 彼をインドに最初に紹介したのは私

・ 私なりの打算−もし麻原さんがチベット仏教の信仰者になれば、これは息子みたいになるからと本当に思った

・ 何カ月もしないうちにいろんなことが判ってきて、最後には、私は「麻原さんとはお付き合いしないほうがいい」ということを、ダライ・ラマ法王庁に

・ 麻原さんが私のことを「自分の活動を妨害した」ということで、雑誌などにもたくさん悪口を書かれました。「卑劣極まる行為だ」とか、いろいろ言われました。それで助かりました(会場笑い)。

       一つだけお願いした−チベット仏教とは言わないで下さい。麻原教だと言って下さい。ダライ・ラマ法王は、決して麻原さんだけを仏陀だとはおっしゃってない。法王がおっしゃったのは、「すべての人々は仏陀になれる。仏性を持っている」ということだけ。決して「あなた(麻原彰晃)が仏陀だ」とは法王はおっしゃってないし、法王はご自分でも、自分が仏陀だとはおっしゃってない。

 

 でも、今でもやっぱり私は麻原さんに対しても、多少申し訳ないと思ってる。麻原さんが、エゴのトリップというか。走ってしまったとすれば、火を大きくするのに「ふぅ、ふぅ」といって、火を一生懸命吹いた。その中の一段階なれども、そういうことをやった。

ダライ・ラマ法王に謁見する人というのは、毎日百人単位の人たちです。外国人もたくさん。私はマスコミの人たちや皆さんに申し上げていることは、「これは宗教でもなければ、チベット仏教でもない。これは麻原さん個人の責任、個人の考え方、そして、彼自身の解釈」である。

 

結局のところ、

・ オウムから寄付してもらった金銭を戻す気はないのかなぁ、

・ オウム信者にたいして、チベット仏教が利用されたのだから、改めて働きかけるつもりはないのかなぁ、

・ なにより、なんで「麻原さんに申し訳ない」が先に出てくるのだ、被害者に申し訳ない、が先だろうが、

と思う。

たとえばさ、政治家や芸能人が悪徳業者に利用されて、広告に役立ったりしたとき、被害者のために何を言わずとも、もらった金銭を返していることが多いです。訴訟になって支払いを命じられたのもあった。

チベット仏教って、そんなことの大切さに気づかないのかなあ。

 

 

資料39   惰性で残っている人たち−記事より      2005.8.5

 

こんなニュースがあったのですね。読売新聞、このところ優秀だと思う。

旅館を経営する男性のもとに昨年10月、女性信者が「福祉に関心がある。お会いしたい」と電話。男性が女性信者と会い、「親のいない子供たちに集団生活をしてもらう施設を運営したい」と考えを伝えると、女性信者は「一緒にやらせてほしい」など「友人に声をかければ(協力者を)10人ぐらい集められる」と自分と教団との関係は明かさなかったという。旅館の客室を子供部屋として活用することなど具体的な計画。

今年2月には、施設の設立母体となる組織の事務所用に同県内のビルの一室を借りる契約。事務所の運営費の管理口座や電話回線。女性信者が3月初旬、「(人集めが)うまくいかない」と計画は頓挫。公安当局は、上祐代表の乗用車が、男性が経営する旅館の近くに止まっていたことを確認。教団広報部は「女性信者が上祐代表に相談したり。了承を得たりしたことはない」

上祐代表は今年5月、約70人の幹部信者に対して「介護問題などに取り組む必要がある」と訴え取材に、上祐代表は教団秘書室を通じて「教団が社会に受け入れられた後に社会貢献活動をすることが望ましいと考えている」とコメント。

2005年8月2日 読売新聞)

1−うーん、そりゃオウム食程度と寝る所があれば、一ヶ月8000円で生活してくれるサマナがいるのだから、人手はある。

2−パソコン教室や、中野だったかヨガ教室とか、財政的にも、勧誘の面でも役に立たなくなったのかなあ、確かに新しく入る人はそういない。

3−上祐もどこかで説法しているのか。世田谷烏山に軟禁されているというよりは、あそこから出ると自分の拠点がなくなる、という感じで、偶に出るだけ、かなあ。んで、西荻での説法はさせてもらえない、と。ふーん、よく分からん。

 

8月セミナーははどうなるんでしょう。上祐さん、話せないままかなぁ。つまらなくない? 上祐さんが出ればそれなりに金銭は集まると思いますがね。

まさかまた、

・ 昔の血のイニシエーションは、尊師のエネルギーを感じたとか、

・ 5年以内に日本はメチャクチャになって(確かにいい方向とは思えないですが)、

・ そして尊師が戻ってこられる、

とかの説法ではないだろうねぇ。

 

 

資料38  その後の刑事事件、死亡−新聞記事より 2005.3.5-109号ほか

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傷害致死事件-2005.2.1日記

なんと2800回だったのか。なんと。

 辛かっただろうな、痛かっただろうな。

しかし、なんで一般紙に出ていないのだ。以下、日刊スポーツから要旨

 

>分派「ケロヨンクラブ」の女性メンバー(当時36)暴行死事件

>傷害致死罪に問われたグループ代表北沢優子被告(40)ら3人初公判

>31日、東京地裁

>北沢被告は起訴事実を否認したが、メンバーの2人は大筋で罪を認めた。

>北沢被告は、女性メンバーらに通称「ドキュン」という

>合法ドラッグをのませ「竹刀で8時間、計10万回」たたくよう指示

>昨年9月10日未明から、東京都中野区のアパート

>座法を組ませ足をガムテープなどで緊縛した女性を竹刀でたたき続け

>外傷性ショックで死亡させた。

>死亡までたたいた回数は「2800回くらいと思う」とした。

 

オウム真理教(アーレフに改称)の分派グループ「ケロヨンクラブ」

女性メンバー=当時(36)=暴行死事件で、傷害致死罪に問われた

グループ代表北沢優子被告(40)ら3人の初公判が、31日、

東京地裁(合田悦三裁判長)であり、北沢被告は「共謀したことはない。

死亡は後になって知った」と起訴事実を否認。同クラブのT.Y.(43)、F.M.(36)の両被告は大筋で罪を認めた。

 

検察側は冒頭陳述で「被告らは、被害者の修行が進んでいないと報告を受け、

グループから脱退するのではないかと心配した。

脱退阻止のため修行と称して合法ドラッグをのませて竹刀でたたいた」と指摘

 

起訴状によると、北沢被告らは共謀し昨年9月10日、東京都中野区のアパートで、

竹刀で女性をたたき続け、外傷性ショックで死亡させた。--共同通信 1月31日

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アーレフでの死亡事件

 東京都足立区のオウム真理教(アーレフに改称)施設で、男性が浴室で死亡していたことが2日、警視庁綾瀬署の調べで分かった。所持品などから同署は教団の富樫若清夫幹部(45)とみて身元確認を急いでいる。

 解剖の結果、死因は水死。教団側は「温熱修行中の事故の可能性がある」と説明。同日「不測の事故を未然に防ぐため、教団内での温熱修行を全面的に禁止した」とするコメントを発表した。

 温熱修行は、約50度の湯に長時間つかる修行という。

 綾瀬署の調べでは、2日午前零時ごろ、足立区六木の教団施設にいた男性信者が「浴室内で信者が死んでいる」と110番。綾瀬署が調べたところ、男性が浴槽内で裸で死亡していた。1日午後9時ごろ、浴室に入ったという。 -共同通信 - 1月2日

 

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借入詐欺事件

 

オウム真理教(アーレフに改称)の修行施設に使用することを隠して、岡山市内のマンション1室を借りたとして、

 

詐欺の罪に問われた信者の吉田恵子被告(50)に対し

岡山地裁は7日、懲役1年6月、執行猶予5年(求刑懲役1年6月)

 

弁護側は「オウム真理教とアーレフは別団体で、詐欺行為も存在しない」と無罪を主張していた。

 

判決などによると吉田被告は02年3月、当時のほかの信者2人と共謀し、

使用目的を隠して同市内のマンション1室を借り、教団道場として使った。

 

榎本巧裁判長は「犯行は計画的で悪質だが、03年6月に退去している」と述べた。

ほかの2人も執行猶予付き有罪判決を受け、うち1人は上告中。 ---2月8日朝刊 毎日新聞 

 

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労働者派遣法違反

 

オウム真理教内で「Mグループ」と呼ばれたコンピューターソフト開発会社グループの幹部らが関係する都内の別のソフト開発会社が、無許可で人材派遣を行っていた疑いの強いことが五日、警視庁公安部の調べで分かった。

 

公安部は労働者派遣法違反(無許可営業)などの疑いもあるとみて捜査を始めた。

公安部では、教団周辺のコンピューターやソフト関連事業の実態についても改めて調べを進めている。

東京都文京区内に法人登記している有限会社。平成十三年の設立で、ソフト開発や保守、販売、システムの利用技術の指導などを主な目的

調べでは、同社は厚生労働大臣から許可を受けないまま人材派遣業を行い、収益を上げていたなどの疑い。労働者派遣法では短期労働の人材を派遣する事業を営む場合、厚労相の許可を得ることを義務付け

 

教団内でMグループと総称された複数の会社が、防衛庁や警視庁など十一の官庁や企業からシステムを受注していたことが十二年に明るみに出て社会問題化した

 

このうち一社の男性役員(31)が今回の違法な人材派遣に関与していた疑い

また、七年の教団一斉強制捜査当時、教団の科学技術省に所属し、「ホーリーネーム」と呼ばれる教団内の宗教名を与えられていた男性(37)も、この人材派遣に関与

 

教団をめぐっては、十二年に関連のパソコン販売会社など二社が東京国税局から巨額の追徴課税処分を受けたほか、十三年には、大手ソフト会社の孫請け会社の契約社員をしていた出家信者が、同ソフト会社から都市銀行の資金決済に関するシステムを持ち出し会社に損害を与えたとして、背任容疑で公安部に逮捕されるなど、コンピューターやソフト関連の事業に深く浸透している実態が明らかになっている。 ---産経新聞- 2月6日

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塗り薬の無許可販売

 

オウム真理教(アーレフに改称)の元東京道場長らによる塗り薬の無許可販売事件で、東京地裁は2日、薬事法違反の罪に問われた信者で無職SY被告(34)に懲役1年4月、執行猶予5年(求刑懲役1年4月)を言い渡した。元信者の無職TT被告(25)は懲役1年、執行猶予4年(求刑懲役1年)。

判決理由で服部悟裁判長は「アトピー性皮膚炎に悩む患者の心理に付け込んだ、組織的、計画的な犯行で悪質だ」と述べた。

判決によると、2人は元東京道場長井上崇被告(36)=公判中=らと共謀。中国から輸入した塗り薬をアトピー性皮膚炎の治療薬として2003年2月−04年4月に全国の約900人に計約2300万円で無許可で販売した。−共同通信、5月2日

 

最終更新2008.11.1


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