■ギフト用胡蝶蘭を枯らさないコツ■                2003/11/20

胡蝶蘭を買ったり、贈られたりして花を眺めた後に枯れてしまった。。。。
皆さんはこんな経験をしたことはありませんか?
何とか枯らさない方法についてご紹介してみますので、試してみてください。



        2003/11/09

2003/11/18

この胡蝶蘭は知人から預かった3本立ての立派な鉢植えの贈答品です。
我が家に預かった時は満開の2003年11月9日でした。
この時にしたことは、ラッピングを外し、詰め物のミズゴケを取り除きました。
濡れているコンポストを乾かすためです。




2003年11月18日
花茎をカットしました。目安は花が2〜3輪終わって
しおれて来た頃。またはせめて先端の蕾が開花
する迄を限度としてください。
ちなみに花が終わるまで、水をあげて湿らせ続けたら90%
以上が枯れることでしょう。


花瓶に入れる時は整枝に工夫をしてください。支柱はそのまま長さを揃えて
使います。
それぞれの茎が安定するように花瓶の口部分に詰め物をして、茎同士を
ワイヤーなどで固定します。

化粧鉢から出したところ。コンポスト
(ミズゴケ)はまだ湿っています。
根の一部は詰め込んだ時の
ダメージと湿り過ぎにより傷んで
います。
しかしまだ元気な根が沢山残って
います。

●重要なポイント
葉が変色したりしわが出て枯れこむ。
または根が茶色や黒色に変色したら
手遅れです。

生育時と同じサイズの鉢にそっとそのまま
戻してみました。
3.5号の素焼き鉢です。
この時期は成長期ではないので、このまま
春まで管理していきます。
大きめの鉢しかない場合は
そのままただ入れるだけでも大丈夫です。


これまで一度も水はあげていませんでした。葉や根元部分に時々スプレーをした
だけです。
今後も乾くまでは絶対に水をあげないことが、ポイントです。

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