★当校の歴史★

皆さんこんにちは、ワープロ・パソコン学園所沢TYPIST学院の中です。と、ご挨拶しても、地元の人でしたら「中タイプのせがれさんだんべ!!」と返事が返って来るのではないでしょうか。  
当学院は、昭和22年、戦後の激動期、これからの日本の国はどうなるか、若者が、不安一杯の時代、英語の教師(現在の所沢高校)をしていた父が、大学留学経験を生かし、英語が話せ、タイプが打てる人を育て、これからの時代に役立って欲しいと願って、母と共に開校した学校です。
物がない時代で大変苦労もあったようです。当時東京では、タイプ泥棒が横行しており、まさか所沢まではと思っていた矢先、一晩で8台(当時1台3万位)も盗まれ、一時は閉校しようかと考えたこともあって、用心棒代わりにお巡りさんに下宿してもらって頑張ったことなど、沢山の昔話もあります。
世の中が目まぐるしくかわり、時代はどんどん急成長、それぞれの時代のニーズにあった、和文タイプ・簿記・テレックス・キーパンチ科などを設けて参りました。それにしても一番の過渡期は、何といっても昭和57年ワープロ科開講期でしょう。昭和54年東芝が発表したものは630万円もしましたが、56年には技術進歩により、富士通が150万円のものを発表しました。私は、ここでワープロを導入し、開講することを決断し、夢中で半年勉強、8台購入、開講に至ったのです。  
2年後、商工会議所もワープロ検定を開始し、早いもので検定10周年になります。皆様のおかげで、この度私も、その全国表彰を頂く事ができました。
まだまだコンピュータは、限りなく発展する事でしょう。昨年の秋Windows95が発表、マルチメディア時代突入です。当校も、ホームぺージを4月6日開設しました。最新の機械、ソフトを導入し、皆様の夢がかなうようエンデバーしていきたいと思います。
今後ともご声援よろしくお願い致します。

1996年4月6日

院長 中 久夫


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